[アリ研フォーラム]試験2 アリ研メールより
荒木先生
『理想と決断』の感想をありがとうございます。
先生の感想文は、結果としてアリ研の全体的テーマの方向性を短く明確に示していただいているようにも思います。
[アリ研フォーラム]試験2 アリ研メールより
荒木先生
『理想と決断』の感想をありがとうございます。
先生の感想文は、結果としてアリ研の全体的テーマの方向性を短く明確に示していただいているようにも思います。
アリ研フォーラムのために、試験的に、最近のアリストテレス研究会のメーリングリストにポストされた一文を掲載します。まず、アリ研の全体的テーマを期せずして示していると思われる荒木座長からのメールより[石井]
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石井さんの薦めによって、桑子敏雄氏の『理想と決断』(講談社学術文庫)を読みました。そこには、単に大学の講壇から哲学を知識として伝授するのでなく、哲学を現実の生活に生かそうとする氏の姿が明確に語られていました。現代の近代的土木・治水事業への批判等、おおいに共感するところがありました。主客対立の構造のなかで、自然を近代的生産力・技術力によってねじ伏せる環境政策を根本的に転換させる必要もおおいに共鳴するところでした。そのうえで、2・3の感想を述べます。
昔を想い出すことが忘れていた今を想い出すことであるような、そういう想い出しかたがありそうな気がする。
夢は個人の神話である。神話という独特な文化形式の下部形式となり、それを精神的に基礎づけているのは、かかる個人の神話としての夢である。
夢を魂のはたらきだと規定したのはアリストテレスが最初だが、…
街路に向かった窓の内側にさびしい路地のようになって哲学や宗教や心理に関する書棚が並んでいる。
不思議な事に自分は毎年寒い時候が来ると、哲学や心理がかった書物が読みたくなる。いったい自分の病弱な肉体には気候の変化が著しく影響する。それで冬が来るとからだは全くいじけてしまって活動の力が減退する代わりに頭のほうはかえってさえてさえ来て、心がとかく内側へ向きたがる、そのせいかもしれない。こんな気分の時にはここの書棚を物色する事がしばしばある。
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