nous letter
2008年4月22日 18:17

エッシャーの球体ジグソーパズル

escher.jpg球体のジグソーパズルがあるのをご存知だろうか。

世のジグソーパズル・マニアの方々から「なにをいまさら」とばかにされそうだが、新聞に出ていた球体のジグソーパズルの紹介記事を読み、へぇ〜と思っていたら、たまたま家人が買い物ついでにこのエッシャーの図案のパズルを買ってきた(やのまん)。M.C.エッシャーの絵(版画)は昔から好きだったし(家の壁には長大な「メタモルフォーズ」のポスターが貼ってある)、喜び勇んで(?)さっそく作ってみた。

60ピース程度の小さなものなので30分もかからずにできてしまったが、じっさいにピースをひとつずつ嵌めながら、立体しかも球形にジグソーパズルを組み合わせていくという発想自体に感心してしまった。面白い。これは確かにジグソーパズルの新機軸だ。

球面をこしらえるには、一つひとつのピースは湾曲している必要があるため材質は紙ではなくプラスティックなのだが、球形であるために、できあがっものは糊付けの必要もなくかえって頑丈である。小物インテリアとして飾るにもシャレている。

図案がいくつかに分割されていて、ひとつの作品としてつながっていないのが、じゃっかん気になるといえば気になる点だ。まあ、しょうがない。ないものねだりというものだろう。しかし、もしエッシャーが生きていたら、この球体パズルのためにオリジナルな新作を考案したのではなかろうか。

パズルマニアではない私も、今回は題材がエッシャーだから作ってみたようなものだが、いずれもっと大きな、ピース数も多い地球儀か月球儀にでも挑戦してみようか、な。ハマルのが恐いけど……。

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Profile

石井 泉/いしい いずみ
東京出身。明治学院大学文学部フランス文学科卒。長きにわたり、出版社、編集プロダクションに在籍、主に科学・芸術関係の雑誌、書籍編集およびデザイン、公共施設の展示プランニング等を手がける。2006年に独立し、「エディション・ヌース」として事務所を開設。科学・芸術・哲学の領域を、横断的な視点で編集・表現していく感性と技を模索しつづけている。最近は依頼に応じてエッセイの執筆なども行う。
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