「うらまぶた」という音楽ユニットのCDを聴いた。うらまぶたという妙な名前は、ときどきこのコーナーにも出てくる馬喰町ART+EATの若きスタッフのひとり武徹太郎さんがリーダーの4人編成バンド名。これは、その初ミニアルバムだ。タイトルは『最果てを行く』。
彼のギターはライブでちらっと聴いたことがあるが、ボーカルがはいったものはこのCDで聴くのがはじめて。すべてオリジナルでセンスのいい曲ばかりだが、この女性ボーカルが曲にぴったり合っていてとてもいい。ちょっと元ちとせを思わせる声の丁寧な歌い方で、いっぺんに好きになってしまった。歌も演奏もきばったところがなく、かといってユルイわけでもない。朝露がのこる野の草花や野菜サラダのように清々しい聴き心地。巷にあふれかえる「間食」音楽で太りぎみの人には、身体と心に効く絶好のダイエット・ミュージックとしてお薦めです。ちなみに武くんは画家でもある。このアルバムのアートワークは彼が描いている。
興味ある人は、うらまぶたの公式HPを見てほしい。
「うらまぶた」という名を受けて、お遊びで作った詩を捧げよう。
う 失われた音の在り処
ら ランドセルの空耳は
ま マンドリンの腹に姙
ぶ 分節しえない文節の
た 誕生の楽を捕まえる



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