アリストテレスと現代研究会 コンセプト
個人および社会全体から、感じる力、考える力が奪われつつある現代において、人が「善く生きる」ための哲学を探り、人の「幸福」へ向けた希望の再生を試みる。それは、個人がアイデンティティを求めてさまよい、家族が崩壊し、国家がその新しい再編の方向を模索する現代、感性、知性の現在と未来のあるべき形態(機能)を描きながら、各自がその生き方において、幸福を実践することでもある。
しかし、幸福のあり方は多様であり、また、個と集団、現在と過去の関連ぬきに、幸福を論じることはできない。作品をはじめとする人類の知的・美的遺産のなかに範を求め、同時にいま現在の日本、そして国際社会の諸問題を視野に置きながら、多様性・多元性のなかに「人類」に共通・普遍の価値観を探ること。
それは国家とは何か、家族とは何か、企業とは何かを問いつつ、真にフェアで豊かな社会づくりのための生きた知恵を、グローバルとローカル、全体と部分、情と智をつなぐ調和のかたちとして探ることでもある。
本会は思想・信条を問わず、本会の主旨に賛同するすべての人々に開かれている。
