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→ローマでの休日=チッタ・エテルナを尋ねて

ローマでの休日=チッタ・エテルナを尋ねて
No.1 パンテオンの造形美
先日、BSTVの番組で、作家須賀敦子さんとイタリアに関する番組を観ていて、無性にローマのことが思い出され、何か書かずにはいられなくなりました、、、、〈といって、私のローマ体験なんて高々知れたものですが、何時ものとおり思い入れだけは深いので、、、、〉
やはり取り上げる最初は、番組でもかなり象徴的に捉えられていたパンテオンで、そこを初めて訪れた時の感動は、私の記憶の中で今も鮮明に息づいています。
勿論、あの天空をみはるかすポッカリ空いた天頂の穴や、ドーム内の伽藍/彫刻像は当然のこととして、むしろ私は、円形/球形/方形を巧みに組み合わせたその全体の建築デザインセンスに、ただただ感心することしきりでした。
ということで、12月としては例外的にポカポカ陽気の数時間を、この万神殿(パンテオン)の周囲を何周も歩き回ったりその前の広場のカフェに陣取ってビールを飲んだりして、極めて貴重な時間を過ごしました、、、
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No.2 ボルサリーノが似合う?ポポロ広場
ボルサリーノと言えば、何か西洋のマフィアを連想させる語感ですが、私の場合それはローマのポポロ広場のすぐ側にある、洒落た紳士物の帽子のお店です、、、、、、
ブリュッセル時代に帽子の魅力に開眼した私は、東京/銀座のトラヤなんかにもごくたまに立ち寄りますが、ボルサリーノのソフトは、ん万円もして思わず退いてしまいます。
それで、2回目のローマ訪問のおりには、何とかこの帽子屋さんの本店まで出掛けて行って、念願の洒落たソフトを日本の半額で買いました。
その後は、心浮き浮きその帽子を被ってポポロ広場にテーブルを張り出したカフェで、マフィア気取り? でサングラスにパイプを燻らせながらお茶をした次第です、、、、、
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No.3 骨まで愛する西欧人(ローマ人)
ローマの高級ブティック街であるヴェネト通りの入り口辺りに、骸骨寺として有名なサンタマリア・デラ・コンチェチオーネ教会があり、私も野次馬根性丸出しで訪ねてみました。
その時は、思っていたよりも空いていて入り口で愛想の良い坊さんに僅かな見学料を支払って拝観しました。
そして、その聞きしに勝るグロテスク趣味は結構な見物でしたが、少し雰囲気に慣れてくると、何となく西欧人が髑髏を偏愛する気持ちも解からないではなくなりました???
ただ今でも一つだけ不思議に思うのは、カメラでの撮影禁止の表示を無視してそのインテリアの素晴らしさを写真に撮った筈が、後で現像に回してみるとぼやけてハッキリと写っていなかったことです、、、〈やはり洋の東西を問わず、不謹慎な不心得者にはそれなりの報いが有るようです、、、、〉
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No.4 罰当たりなヴァチカン詣で
ヴァチカン美術館に出掛けるにはどの時間帯にするかが重要な思案どこです。
そこは何時も見学者の長蛇の列で、朝一番にするのかいっそ遅がけの3時過ぎにするのか、本当に悩ましいところです、、、、、
で私は、二回目の訪問時には大きな声では言えませんが禁じ手を使い、通常の時間帯(朝10時頃)に出掛け、何食わぬ顔で比較的列の前のほうにいた日本人団体客の一郡に紛れ込み インチキなショートカットを実行しました、、、、〈もちろん入場料は自分で払いましたが、、、〉
でも悪いことしたヴァチ(カン)なのか、美術館の中に大切なガイドブックを置き忘れる羽目になりました。〈やはり、神様は不心得者には懲らしめを与えるもののようです????〉
肝心の美術館の展示の内容/中身に関しては、追って後程紹介します、、、、、
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No.5 ヴィヴァ「J・P・Ⅱ」
順序が逆かも知れませんが、前回はヴァチカン美術館を取り上げたので、今回はその裏手に位置する(これも裏表逆か?)サン・ピエトロ寺院というか、むしろその前の広場についてです。
最初にローマを訪れたのは1993年の9月でまだ暑い盛りでしたが、どういうわけか私は午前10時前地下鉄を降り立って多くの人の流れに沿って、いつの間にかこの有名な広場まで来てしまっていました、、、、〈別にカソリックの信者でもないのに、、、、、〉
というのは、その日は丁度水曜日に当たっており、毎週この広場で行われるローマ法王の一般喝見が行われたので、まさに全世界のカソリック信者の善男善女が世界各地から集まってくるのでした。
それは信仰を持たない単なる野次馬に過ぎない私でも、当時の法王ジャン・ポール二世の人気の凄さは膚で感じられ、喩は不適切かも知れませんが野外ロックフェスティバル(ウッドストック)もかくやとういほど揃いのTシャツや幟/旗などをうちふる群衆の熱気にたじたじとなったほどでした。〈もちろんそんなのはごくごく一部分で、あとは普通の南欧/中南米からの農協さん?の団体だったと思います〉
という訳で、先年4月、先の法王が亡くなられたときの世界の信者の悲嘆の様子も十分に納得が行くものでした、、、、、、
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No.6 闇の中から浮かび上がるカラヴァッジョ
2回目のローマ訪問の一つの目的は、カラヴァッジョの作品をできるだけ鑑賞することでした。〈カラヴァッジョなんぞに興味を抱いたきっかけは、マタイ受難曲だったか、ロ短調ミサ曲だったかのCDのブックレットの表紙に使われていた作品に、その光のコントラストの巧みさに思わず引き込まれてからです、、、、〉
〈素人の私でも簡単に理解できますが、カラヴァジョの絵は光と闇のコントラストを巧みに配することにより劇的な表現力を実現し、観るものに強烈な印象を与えます。それには、もちろん絵の題材や全体の構図も当然あるでしょうが、、、、、〉
それで、ローマのパンテオンのすぐ近くにあるお目当ての教会に辿りついたのは、昼休みで一時的に扉を閉めてしまう、丁度10分ぐらい前の時間だったと思います。
全体に薄暗い教会堂のなか、はやる気持ちで絵のありかを求めましたが、主祭壇から少し離れた一画に少し人々が群れており、そこに目的の絵が架かっているとすぐに判りました。
しかしその一画に近づいてみると、薄暗い中で左右に対面して架けられた絵は、なんと鑑賞者がコインをボックスに差し入れることにより一分間ほどライトが照らされてハッキリと観える仕掛けになっていました。
今にして思えば、こうして寺守りに追い出されるのを気にかけながら、コインを投げ入れて鑑賞するのはカラヴァッジョの作品を嗜む最上の方法だったのかも知れません、、、、、

2011.1.24

コメント(2)

wahei |2011年2月 2日 09:26

骸骨寺のたたり? とヴァチカン美術館の罰、大笑いして拝読しました。庵頓亭さんの困惑が目に見えるようです。
帽子の魅力は、最近僕もやっと開眼しました。銀座は敷居が高いので、もっぱら渋谷〜原宿あたりの帽子屋をたまに覗いてます。最近は帽子がどうも隠れたブームのようで、若い男の子が結構な値段の帽子を買っていきますね。

庵頓亭主人 |2011年2月 2日 18:41

waheiさん

いつもコメントを寄せていただき有難うございます。

本当にローマは見どころが多く、話題に欠かせない場所が盛りだくさんです、、、

それから、帽子はある程度歳を取らないと様にならないと思いますが、それもだんだん頭頂部が淋しくなるともう欠かせないアイテム
に為りますよ、、、、ホントに、、、、

庵頓

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