自宅から西国立駅を過ぎて、多摩川へくだる途中に「矢川緑地公園」という澄んだ小川が流れる湿地帯があります。丁度、国立市に委託されたシルバー人材センターの方が、冬支度に向けて木立の伐採をしてました。武蔵野の面影を残した風景があり、小川に鴨が群れています。愛犬の散歩をする人や散歩する初老のご夫婦などとすれ違いながら「こんにちは」の声が自然に掛け合える雰囲気があります。その小川沿いには昔ながらの農家の屋敷が多く残っています。その小川で、ご主人が収穫した大根を洗い、奥さんがそれを軒先に並べて干す姿に、都市型サラリーマンとは全く異なる「労働」を感じました。
しばらく歩くと甲州街道にぶつかり、信号機を渡ると、その先に「南養寺」という禅寺があります。ここが、娘も含め三村家のお気に入りのスポットです。すこし見頃を過ぎてはいますが、モミジの紅葉が見事で、お庭も、いつもながら掃除が行き届き、すごく、落ち着ける場所です。本堂の縁側に腰掛けぼんやりとしてから、その裏手にある国立市の郷土資料館で 休息をとりました。リサイクル家具の展示・即売をしてました。欲しいものがえらく安くでてましたが、どちらとも無く「置く場所が無いね」と苦笑い。配島さんや伊藤さんの別荘が脳裏をよぎりました。

▲ 人なつこい猫
それから、城山とよばれる武蔵野の自然林の遊歩道をあるくと、国立市が江戸時代の古民家を移築した休憩所に出ます。ここには野良猫(捨て猫)が群れており、えらい人になついているため、私の足と足の間に来て「スリスリ」したりします。「定年退職したら飼ってあげるからね」などと意味不明なごまかし言葉を残し、その場を後にしました。ちょうど、ヤクルト研究所の正門に隣接していますので、研究員の方が餌を与えているんだと思います。
国立乗馬クラブの脇道をぬけ、谷保天満宮(菅原道真の弟が開いた)に出て、トイレ休憩です。多摩地区では、学業成就で有名(弟でもご利益は同じ??)な天神様であり、他人の絵馬を読みながら云々していると、家内は境内に放し飼いにされている、ご神鳥(気の強そうなカラフルな鶏)が苦手で、お腹減ったから早く行こうと先に歩き出しました。数分で谷保駅前にでて、それから国立駅に一直線に伸びる大学通り(一橋大学)の銀杏並木をぶらぶら歩き、有名な「更科蕎麦」の店に入りました。ここは、禁煙かつお酒を一切置いていないという個人的には無礼な店のジャンルに入るのですが、ともかく蕎麦がうまい。そして、値段もリーゾナブル、確かに店の雰囲気も店員の接遇態度も良い店です。家内が茸蕎麦、私がおろし蕎麦を食しました。
それから、東南アジアショップをひやかしました。インドやバリ、タイの服や布地、あと各種グッズが安く並ぶセンスの良い店で、2回に1回は何らかの買い物をします。ここでは、石井さんの洋服のセンスの源流を垣間見る気がします。この大学通りでは、現在、明和地所が立てた高層マンションが景観条例違反であると係争中で、地裁と高裁の判決が180度違ったために、最高裁判所の判断待ちになっています。しょっちゅう、市民団体が駅前でビラを撒いています。この日も、近々佐高信さんとどこかの大学の先生を招いてシンポジウムを開催する・・・といったチラシをいただきました。
ともあれ、大学通りを国立駅前まで歩き、駅前の空きスペースで地元有機野菜の露天販売をしていたので、聖護院大根160円、ブロッコリー100円、サツマイモ150円、ジャガイモ200円を買い求め、家内と変わりばんこに重い野菜を自宅まで歩いて持帰りました。夕飯は、ジャガイモでコロッケを健康エコナを使い作成いたしましたが、あまり上手に出来ませんでした。二人で約2,500円の出費で3時間コースでした。


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