○熊本の八代、鹿児島への旅

三村さんちの旅日記:No.02三村 聡

 先週末、会社の女性二人と三人で熊本の八代から鹿児島まで旅をしました。当会を定年退職され田舎へ帰られた女性(八代)と男性(鹿児島)のご自宅を訪ねました。夕方の便で羽田をたち、夜、八代に入り彼女の親戚の方が経営する割烹で地魚と球磨焼酎をいただきました。宿泊も球磨川沿いにある彼女のお宅へお邪魔し、深夜まで昔話に花をさかせました。

八代城跡
▲ 八代城跡

 翌日、美女三人? が朝食を作る音で目覚めました。もちろん、初めての経験です。わざわざ、熊本市内の有名なパン屋さんまで行って買い求めてきていただいた食パンに、地元特産のトマトサラダ、玉子焼き、キャベツと豚肉のベーコン風、自家製漬物などなど、コーヒーを3杯もおかわりしました。10時過ぎに家を出て、球磨川沿いから商店街をぬけて八代城まで散歩いたしました。商店街はたぶんにもれずロードサイド化の波を受け寂れていましたが、途中の魚屋さんや八百屋さんで気軽に立ち止まり声を掛け合える雰囲気の良さが心に残りました。お城跡も熊本城には及びませんが、きれいな石組みが残っており、本丸跡は官幣中社として神社になっており、昔からの隆盛振りをうかがうことができました。

球磨川の河口
▲ 球磨川の河口

 八代市街は球磨川の河口に近く、遠景に天草がきれいに望めました。観光地ではないため、地元の方が散歩やジョギングをする姿が目に付きました。人専用の橋があり、「橋から釣りをするべからず」と標札が出てましたが、橋から川面までずいぶん高さがあり、とても釣りができる雰囲気ではありませんでした。おしゃべりをしながら12時過ぎにご自宅へ戻り、お昼はうどんを頂きました。一玉30円のうどんだそうで、山芋をスリおろしたものと海苔を入れた、四国出身の私にとっては初体験の味でした。不覚にも私だけ昨晩の焼酎が残っており、1時間ほど昼寝をしてしまいました。

 3時前に新八代駅から新幹線に乗り鹿児島中央駅へ向かいました。トンネルの多さが少し残念でしたが車両は2席・2席でゆったりしており快適でした。車掌さんが何回も何回も「御用は、御用は」と連呼しながら行ったり来たりするのがおかしくて皆で笑いました。鹿児島中央駅に到着して、駅の立派さに驚きました。市内観光はせず、トラ研の皆様は既にご承知のことと存じますが、タクシーで城山観光ホテルというナイスホテルにチェックインして、桜島を望める展望温泉露天風呂に茹だるほど長湯をしました。

桜島
▲ 桜島

 ホテルでのんびり過ごし、6:30に天文館の三越で市内在住の男性(元上司)と待ち合わせ、徒歩でご自宅に押しかけました。港に隣接する高層マンションの9Fで、窓の外が丸ごと錦江湾と桜島というロケーションに感激しました。奥様が手料理で持てなしてくれたのですが、「これが一番うまいから」と勧められたのが、野沢菜でした。というのも奥様は長野は諏訪のご出身だそうで、「老後に薩摩まで来るとは思わなかった」と、何回もぼやかれました。近所に誰も友人がいないのが辛いそうです。八代の彼女はいろいろあって、悠々自適の一人暮らし。鹿児島の元上司は奥様の愚痴を聴きながらの夫婦生活。定年退職後の暮らしの難しさを肌で感じる旅となりました。

 ご自宅を後にし、予約いただいていた黒豚の有名店で、しゃぶしゃぶと昔話を肴に、焼酎をしこたま痛飲しました。1軒目で女性陣はホテルに引き上げ、そのあと男二人で2軒ハシゴしました。最後は手をつないで大声で笑いながら天文館をネリ歩いたような気がします。

 翌日は、予約をしていたトヨタレンタさんにホテルまで配車してもらい、桜島と磯庭園をちょっと見て、八代の彼女を鹿児島中央駅へ送り、高速で鹿児島空港へ向かい、名車カローラを空港営業所へお返しし、夕方には羽田へ帰ってきました。ほとんど観光を目的にしない小さな旅でした。でも、とても心に残る旅になりました。

2005年1月14日 22:46 | コメント(0) | トラックバック(0) |